グラフと統計
テーブルのタブには 2 つのモードがあり、バーの データ と 分析 のボタンで切り替えます。データ はいつものテーブル、分析 は同じソースに対する グラフ と ピボットテーブル を好きなだけ並べておけるボードです。各項目はカードになっており、編集できるタイトル、選択欄を表示する歯車ボタン、⋮ メニュー(移動・複製・削除)が付いています。
本物の統計。棒・折れ線・散布図に加えて、グラフは箱ひげ図も描きます。カテゴリごとに四分位の箱、太い線の中央値、そしてテューキーの柵(1,5 × IQR)に置いたひげ — 最小値・最大値ではありません。列の平均には、誤差の選択でばらつきのひげが付きます: ± 標準偏差(データそのものを表す)、± 標準誤差、± 95% 信頼区間(平均の精度を表す)。三つとも平均を選んだときだけ現れます。「合計 ± 偏差」には意味がないからです。Y 軸を対数のチェックは、桁が大きく変わるデータのために対数目盛にします。値に 0 か負があるときは断りを添えて無視されます — そこには対数がなく、その点を黙って捨てるとグラフが嘘をつくからです。散布図では近似直線が R² 付きの回帰直線を描きます。これは画面に出ている標本ではなく、データベース側で全行を使って当てはめたものです。図の下には、選んだ列の記述統計の一行(n・平均・偏差・95% 信頼区間・最小・四分位・中央値・最大)が出ます。これは独立した問い合わせです: 棒から計算すると「平均の平均」になり、それが本当の平均と一致するのは、どのグループも同じ大きさのときだけだからです。
ピボットテーブルと合計
ピボットテーブル。 行 と 列 に置くフィールド(各軸に複数を入れ子にでき、ドラッグで階層の順序を変えられます)、値 のフィールド、そしてその集約方法(合計・件数・一意の件数・平均・最小・最大)を選びます。値のフィールドを選ばない場合は行数を数えます。テーブルの横のミニバーにも、グラフの隣にあります。データを離れずに素早く確認できます。
集約はデータベース側で実行され、すでに縮約された結果だけが返ります。生の行が上がってこないため、数千万行の Parquet でも扱えます。クエリは標準 SQL なので、ピボットテーブルは SQL クライアントの すべて のデータベース(SQLite・DuckDB・PostgreSQL・MySQL・SQL Server・Oracle)で使えます。グラフのように DuckDB だけ、ということはありません。
合計。 行の合計 と 列の合計 のチェックで、締めの行と列が加わります。平均 では合計は 加重平均 です。平均の平均ではありません(グループの大きさが違うと誤りになります)。一意の件数 は合計できないため(異なる集合の和は各部分の合計からは求められません)、そこではチェックが無効になり、理由がツールチップに出ます。誤った数値を見せることはありません。
保存先・CSV・グループ化
分析の保存先。 データファイルの隣にある JSON(sales.parquet → sales.parquet.analysis.json)です。開かれた形式なので、データと一緒に Git に入り、同僚にもそのまま渡せます。分析ファイル ボタンでその JSON をタブで開けます。分析を空にするとファイルは削除されます。テーブルとして開いたフォルダー全体には固有のパスがないため、その分析は保存されません(ボタンがその旨を示します)。各カードには 本日のノートに追加 もあります。グラフはその形があれば mermaid ブロック(ノートが描画し、編集もできます。棒・折れ線・ヒストグラム・円グラフが対象で、散布図と箱ひげ図は画像)として、ピボットテーブルは Markdown の表 として入るので、ノートの中でもコピーや編集ができるテキストのままです。 SQL クエリの結果でも、フッターの分析エリアボタンから同じボードが開き、その結果のグラフと同じ場所(ローカルのコピーまたはデータベース)で集計します。ただし結果には隣に置くファイルがないため保存されません。大事なものは本日のノートに追加でノートに残してください。
レポートとコピー。 各グラフのコピーボタンには、Mermaid としてコピー、データをコピー (Markdown の表)(グラフが表示している集計済みの値で、数値は右揃え)、画像をコピーがあります。Mermaid に載せられないもの(誤差範囲、対数軸)はその場で知らせます。分析エリアのバーのレポートをコピーは、分析全体を Markdown にまとめます。ソース・適用中のフィルター・日付を 1 行目に置き、カードごとに見出しを付けてグラフは Mermaid、表は表として並べます。レポートを本日のノートへでそのままノートに送れます。円グラフは全体の内訳を示すため、合計と件数だけを受け付け、大きいカテゴリを描いて残りを「その他」にまとめ、まとめた数を表示します。
すべてのテーブルで。 グラフ・ピボットテーブル・分析エリアは、Excel のシート、区切りテキスト(未保存でも可)、タスク(分析ビュー。ボードの中に保存)、ベース(分析ボタン。ベースを変えずに .lnq の隣に保存)、カスタムテーブル(分析ボタン。パスワード列は含めません)にもあります。これらの画面ではデータはメモリー上にあり、最初のフィルターか最初の分析で DuckDB にコピーされます。以後、グリッドのフィルターは分析と同じ規則を使うので、グラフはグリッドに表示されている行をそのまま表します。シートは保存されている値を合計し(「¥3,750」と表示されるセルは 3750 として合計)、フィルターは入力するときに見ている表示テキストで行います。画面がファイルの一部しか読み込んでいない場合(上限を超えるシート、途中で止まった寛容な読み取り)、分析は集計を拒み、その理由を示します。一部の合計は誤った数値になるからです。
データ品質。表の 品質 ボタンを押すと、グリッドの横に列ごとのカードが開き、その列に実際に何が入っているかを示します。値あり・空(空のテキストや空白だけ)・NULL の行の割合を示すバー(空は NULL ではないので別々に数えます)、異なる値の数と 1 回だけ現れる値の数。数値列では平均、標準偏差、四分位、ゼロ、負の値、外れ値(箱ひげ図と同じテューキーの柵の外側)とミニヒストグラム。テキスト列では長さと形のパターン。頻出値はクリックでき、クリックすると選択になり(下記参照)、同じ列の別の値をクリックすると置き換わります。注意は、値のない列、定数の列、キーの可能性、半分以上に値がない列、ゼロが多い列、大きく偏った分布、テキストとして保存された数値を知らせます。プロファイルはフィルター適用後の全体を対象にし(サンプルではありません)、DuckDB で最大 60 列まで計算します。要約は Markdown の表としてコピーするか、本日のノートに追加できます。分析エリアでは 品質 ボタンで同じプロファイルをカードとして追加でき、レポートには表(1 列につき 1 行)として入ります。品質カードのある分析は、この版以降の LightNote でしか開けません。
選択と「表示方法」。グラフの棒や扇形、ヒストグラムの区間をクリックする、ピボットテーブルのセルをダブルクリックする、品質 パネルの頻出値をクリックすると、それで表を絞り込みます。この絞り込みは選択になり、グリッドの上に取り外し用の X が付いたタグ(uf = 「SP」、valor ≥ 10 かつ < 20)として表示されます。選択は フィルター パネルの条件グループとは別に、常に AND で組み合わされます。グループが OR で組み合わされていても、選択は範囲を広げずに絞り込みます。フィルターパネルを操作しても選択は外れず、同じ列で別の選択をすると前のものと置き換わります。選択は保存されている値(グラフがまとめたカテゴリ)で比較します。ヒストグラムの区間はその始まりから次の区間の始まりまでで、最後の区間には上限がありません。パターンでまとめたカテゴリ(パターンは表の値ではありません)と その他 の扇形は絞り込まず、グラフとピボットテーブルが理由を示します。分析エリア、プロファイル、レポートの見出しも選択に従います。ピボットテーブルの 表示方法 は集計済みの値を書き換えます: 総計に対する %、行の合計に対する %、列の合計に対する %、累計、前の行との差。割合と累計は 合計 か 件数 のときだけ使えます(平均や最小を足しても何の合計にもなりません)。計算の基準はマトリックスの上とレポートに表示されます。
CSV は操作ひとつ、区切り文字を誤ったときの逃げ道つき。 テーブルとして開く は DuckDB で開き、自由な SQL・グラフ・ピボットテーブル・分析エリアが使えます。区切り文字が認識されないことがあり(列数がそろっていない行があると起こりがちです)、その場合テーブルは 1 列だけになり、行がまるごとその中に入ります。そのときはテーブルの上に帯が出て、ファイルが持っていそうな列数を示し、寛容な読み取りを提案します。これは列数がそろっていなくても 1 行ずつ読む方式で、検索と AI が使っているのと同じ読み取りです。絞り込み・並べ替えに加えてグラフ・ピボットテーブル・分析エリアも使えます。ないのは自由な SQL だけです。まだ保存していないテキストや、区切り文字を自分で指定したい場合は 表示 → 区切りファイルとして表示… を使います。
エクスポートした CSV は Excel でそのまま開けます。タスク、スプレッドシート、カスタムテーブルの CSV をエクスポート は、使用言語のリスト区切り記号(小数点がカンマの言語ではセミコロン)と、Excel がアクセント付き文字を読むのに必要な UTF-8 のマークを付けて書き出します。ファイルはインポートウィザードなしで列に分かれて開きます。形式を指定してコピー → CSV はカンマのままです。スクリプトやメッセージに貼り付けるための形式だからです。SQL 結果のエクスポートでは区切り記号を選べます。
パターンでグループ化。 日付やコードの列では、異なる値の数が行数とほとんど変わらず、値ごとに集計しても何も見えてきません。パターンマスク は英字を A、数字を N に置き換え、それ以外はそのまま残します(2027/10/10 → NNNN/NN/NN)。これで数百万行が 2 つか 3 つの形にまとまり、そこから外れたものがまさに汚れたデータです(10-10-2027 で入ってきた日付、接頭辞が欠けたコード)。グラフでは X 軸の隣にある パターン のチェック、ピボットテーブルではフィールドのピルを右クリック(フィールドごとなので、コードの形と通常の項目を掛け合わせられます)、品質 パネルでは各列の最頻値の下に最頻パターンが並びます。計算はデータベース側で実行されます。SQLite と汎用 ODBC ではマスクが使う文字列関数がないため、理由付きで無効になります。
目次
編集
- 概要
- はじめに
- ワークスペースとウィンドウ
- アクティビティセンター: タスクとメッセージ
- コードエディター
- Markdown とウィキリンク
- 図(Mermaid)
- 数式と化学(LaTeX)
- ノートの中のカレンダー
- 番号付けと相互参照
- 引用と参考文献
- 学術論文の規格
- コネクショングラフ
- テーブル(Parquet・CSV・JSON・Excel)
- 分析エリア: ピボットテーブルと複数のグラフ
- PDF と画像
- 画像:スクリーンショットに注釈を付ける
- HTML ページ(.html)
- 印刷
- フォルダーとしての Zip(.zip)
- ブロック(.lnb)
- タスク(カンバン / ガント)
- カスタムテーブル(.lnd)
- ベース(ノートの保存済みクエリ)
ツール
- ファイル内検索と未対応
- バージョン管理(やさしい Git)
- スナップショットとバックアップ
- 変更のレビュー(チェックポイント)
- ファイルの比較(差分)
- コードの実行(F5)
- ターミナルと AI CLI
- 選択範囲への AI アシスタント(Ctrl+K / Ctrl+I)
- お使いのコンピューターの AI
- AI セッション
- AI チャット
- HTTP API のテスト(.lnh)
- データベース(.lnc)
- SSH 接続(.lns)
- セキュリティ: セキュアフレーズ・PIN・セキュア Markdown
- デイリーノート・クイックキャプチャ・トレイ
- 古いメモを再発見
- スマートフォンでのノート
- 音声を録音(メモ・会議)して AI で文字起こし
- 付箋
- カレンダー
- コマンドパレット
自動化(AI / スクリプト)
リファレンス